環境構築~Mac Catalina以降~

 今回は自身の備忘録で環境構築について書いていきます。基本はRubyRuby on Rails導入のための環境構築になります。

 

今回導入するもの

 

1.  Command Line Tools

2.  Homebrew

3.  rbenv、ruby-build

4.  MySQL

5.  Rails

6.  node.js

 

まず、Catalinaの場合は最初に次のコマンドを実行します

# zshをデフォルトに設定
$ chsh -s /bin/zsh

# ログインシェルを表示
$ echo $SHELL
# 以下のように表示されれば成功
/bin/zsh

 

 

1.  Command Line Tools

 

Command Line ToolsはWebアプリケーション開発に必要なソフトウェアをダウンロードするために必要な機能です。

次のコマンドを実行

$ xcode-select --install

f:id:natori_gorira:20200522220304p:plain

画面にそって”インストール”、”同意する”などおこなえば大丈夫です


2.  Homebrew

 

次のコマンドを順に実行していきます

$ cd  # ホームディレクトリに移動
$ pwd  # ホームディレクトリにいるかどうか確認
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"  # コマンドを実行

 

f:id:natori_gorira:20200522220902p:plain

インストールが始まりターミナルが途中で止まります

インストールが一旦止まったらエンターキーを押します

f:id:natori_gorira:20200522220816p:plain

パスワードは自身のPCのパスワードを入力します

 

バージョンの確認が出来ます

$ brew -v
Homebrew 2.1.13

 

更新のために下記のコマンドを入力します

$ brew update

 

権限の変更を行うために下記のコマンドを入力

$ sudo chown -R `whoami`:admin /usr/local/bin

 

 

3.  rbenv、ruby-build

 

以下のコマンドを実行

$ brew install rbenv ruby-build

 

PCにおけるどこの場所からも使用できるようにするため、以下のコマンドを実行

$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc

 

以下のコマンドでzshrcを再読み込みし、変更を反映

$ source ~/.zshrc

 

ターミナルのirb上で日本語入力を可能にする設定を行うために、以下のコマンドでインストール

$ brew install readline

 

readlineをどこからでも使用できるようにするため、次のコマンドを実行

$ brew link readline --force

 

Webアプリケーション開発用のRubyをインストール

$ RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=$(brew --prefix readline)"
$ rbenv install 2.5.1

数字は今回のRubyのバージョンになります

 

インストールしたRuby 2.5.1を使用するために、以下のコマンドを実行

$ rbenv global 2.5.1

 

以下のコマンドでrbenvを読み込み、変更を反映

$ rbenv rehash

 

先ほど指定したバージョンか確認します

$ ruby -v

 

 

4.  MySQL

 

MySQLをインストール

$ brew install mysql@5.6

 

PC再起動のたびに起動し直す必要があるため、自動に起動するため以下のコマンドを実行

$ mkdir ~/Library/LaunchAgents 
$ ln -sfv /usr/local/opt/mysql\@5.6/*.plist ~/Library/LaunchAgents
$ launchctl load ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql\@5.6.plist

 

どこからでもMySQLを操作するためのコマンドmysqlを実行できるようにするため、以下のコマンドを実行

# mysqlのコマンドを実行できるようにする
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/mysql@5.6/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
$ source ~/.zshrc
# mysqlのコマンドが打てるか確認する
$ which mysql
# 以下のように表示されれば成功
/usr/local/opt/mysql@5.6/bin/mysql

 

mysqlが起動するか確認するため次のコマンドを実行

# mysqlの状態を確認するコマンドです
$ mysql.server status

# 以下のように表示されれば成功
 SUCCESS! MySQL running

 

 

5.  Rails

 

Ruby拡張機能(gem)を管理するためのbundler(バンドラー)をインストール

$ gem install bundler

 

Railsをインストール

$ gem install rails --version='5.2.3'

 

以下のコマンドでrbenvを読み込んで、変更を反映

$ rbenv rehash

 

Railsがインストールされたか確認

$ rails -v

 

 

6.  node.js

 

Railsを動かすためにはnode.jsが必要となり、それをHomebrewを用いてインストール

$ brew install nodejs

 

node.jsがインストール出来たか確認

$ node -v

 

 

 

以上でRailsの導入は完了になります。

 

お疲れ様でした!