Ruby on Rails ~ルーティング~

 基礎を見直すためにRuby on Railsのルーティングについて記載していきたいと思います。

 

 ルーティングとは?

端的に言うとリクエストの行き先を指定する「道しるべ」です。クライアントからリクエストがあった際に、リクエストに対応した行き先を定義します。

 

基本的な書き方は下記

Rails.application.routes.draw do
[HTTPメソッド] '[URIパターン]', to: '[コントローラー名]#[アクション名]'
end

 

●HTTPメソッド

HTTPメソッド どのような時に用いられるリクエストか
GET ページを表示する操作のみを行う時
POST データを登録する操作をする時
PUT データを変更する操作をする時
DELETE データを削除する操作を行う時

f:id:natori_gorira:20200520215053p:plain

rails routesした時の赤く覆われている部分がHTTPです

 

URIパターン

URLのようなものと捉えて頂いて差し支えありません。例えば、postsというURIパターンを設定すれば、http://localhost:3000/postsのページにアクセスすることができます。

 

●コントローラー

ルーティングの次にやってくる処理のことです。

 

f:id:natori_gorira:20200520215822p:plain

赤線の部分が入ります

●アクション

コントローラー内における、処理のカテゴリーのことです。

アクション名 どのような時に動くか
index 一覧表示ページを表示するリクエストに対応して動く
new 新規投稿ページを表示するリクエストに対応して動く
create データの投稿を行うリクエストに対応して動く
show 個別詳細ページを表示するリクエストに対応して動く
edit 投稿編集ページを表示するリクエストに対応して動く
update データの編集を行うリクエストに対応して動く
destroy データの削除を行うリクエストに対応して動く

 

全て当てはめるとこんな感じになります

mainコントローラーのindexアクションでindex.htmlへ飛んでいく

Rails.application.routes.draw do
 
root 'main#index'
end

 

ルーティングはMVCの基礎中の基礎ですが、わからなくなる時もあるので備忘録として書きました。